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British Airways で Paris へ

土曜日・今週もパリへ行く 2009/5/2

週明け月曜日がバンクホリデーのため、この週末はUKでは珍しく3連休となる。 3連休はユーロスターも飛行機も普段より料金が高くなっていた。 「これではどこへも行けないな」と午前9時半。

ふと今日の午後の飛行機を見たら値段が下がっている、そういうことか! 急いで飛行機をとり、ホテルをとり、計画を立て、12時半にホテルを出た。

M3の下り対向車線が渋滞している。交通量が増えてるってこと。 案の定、M25もM4の手前で渋滞が始まった。 これでは飛行機の時間に間に合わない。 いちかばちか初めて通るT5標識の方にハンドルを切ると、その先の道はがらがらで、 Heathrow long stay parking も地図通りに見つかり九死に一生を得た。 むしろ、駐車場からターミナルへの送迎バスに、どこで乗ればよいか分からず、 やってきたバスの運ちゃんが色々説明してくれたが、結局よく分からなかった。

広々としたターミナル5、スムーズにチェックイン。
飛行機 BA0316 Heathrow T5 14:45 -> Charles de Gaulle 2A 17:05(+1h)

M25渋滞、汗っ、ヒースロー空港は右側 Long stay parking に車を止める
新しいターミナル5 パリ行き BA0316 便
1時間ちょっとで Paris Charles de Gaulle 空港に着く 電車で先週と同じパリ北駅へ
おやっあれは TGV(テージェーベー) こちらは各駅停車の鈍行で
パリCDG空港から北駅へ行く電車の中で
空港から北駅に向かう各駅停車の電車の中に、 アコーデオンを持った2、3人の若者が入ってきて歌い始める。 歌い終わるとみんなから小銭をもらっていった。(もちろん任意で)

パリ北駅

午後7時過ぎ、パリ北駅の在来線ホーム 1週間のご無沙汰!
アールヌボーなパリの地下鉄の標識 やっとATM発見!現金100ユーロしか持っていなかった
午後8時、ホテルに到着、がしかし、、

38番バスの始発から終点まで乗ってホテルに着いた。想定の倍の距離、遠過ぎるな、、 予約したページではルーブルの辺りじゃなかったっけ? サイトの表示間違い?急いで予約した私の勘違い?いずれにせよ後の祭り。 おまけにチェックインでひと悶着あり。予約サイトからまだ連絡がないそうで、 何も印刷しないで行ったらホテルの受付のおじさんが信用してくれない。 予約確認メールを見せようにもPCがホテルのネットにつながらない。 最後はフロントに入ってフロントのPCをたたいて予約確認メールを転送した。 そのPCのキーボードがフランス語配列で参った。"@"アットマークが打てない。 (そう言えば、スペインのキーボードもドイツのキーボードも日本とは違う) ようやく最後は笑顔でチェックイン出来た。 教訓:予約確認書は印刷して持参しよう!

日曜日・パリ観光1日目 2009/5/3

午前10時前、ホテルを出発。 近くの地下鉄の窓口でモビリスを買う。 地上に出たら方角を間違えていた。 車は右側通行だということを頭に叩き込んで、 28番バスでモンパルナスへ向かう。

ホテルのビュッフェ朝食 ホテルのフランスっぽいラウンジ

モンパルナス界隈

モンパルナスタワー59階建て。 昔ながらのパリで唯一の高層ビル。間違えて建てちゃった? ロビーまでは入ってみたが今日は曇っているし屋上に登るのはパスだな。

正面モンパルナス駅と右側モンパルナスタワーの一部 となりはギャラリーラファイエットのモンパルナス店
エドガー・キネ通り、絵を売ってる仲間達の店 少し東の交差点にあるカフェレストラン「ル・ドーム」
同じ交差点のカフェ「ラ・ロトンド」 オイスターバー「バー・ア・ユイートル」
近くのモンパルナス墓地 ジャン・ポール・サルトルの墓

モンパルナス墓地。有名人の墓がたくさんあった。 こんなきれいな墓に眠れるなら死んだ後のことも考える気になるかもね。 幸せな人たちだ。

エッフェル塔

モンパルナス駅前から82番バスでエッフェル塔へ向かう。 今週もエッフェル塔の下には長蛇の列。先週より長いかも。 12時半から1時間以上並んでようやくロープウェイへ。 今回は一番上まで登る。こんなに高い鉄の建造物を100年以上も前に建てたんだ。

ブローニュの森方向 モンパルナス方向
おや日本語が、、 結構ワイルドでスリルあり
マジきれいだな 近くのリュクサンブール公園

マレ地区

歩いてシテ島の南へ。さらに96番バスでバスチーユへ。 この界隈マレ地区は昔のパリが残っているそうだ。 スペインの旧市街ともロンドンの古い街並みともちがう。 ボージュ広場、ヴィクトル・ユゴーの記念館があった。

バスティーユの新生オペラハウス おやっ東京田園調布環八通りルノートルの本店かな
ボージュ広場
マレ地区
ピカソ美術館、もう閉館している時刻で残念
今日も目印のサンジャックの塔界隈 シテ島の方から眺める
パリ、ボージュ広場の噴水
ボージュ広場。 休んでいる人、土の上で遊びまわる子供達、平和なやさしい風景だ。

月曜日・パリ観光2日目 2009/5/4

本日月曜日、ロンドンはバンクホリデー、東京は緑の日休日、パリは普段の日。 今日は晴れた。38番バスでシテ島に行き、ノートルダム大聖堂へ。 バルセロナと同じで中はイギリスほど明るくない。

天気のいい日、パリの街並みと緑はいっそう映える。 となりのサンルイ島へ。 古い建物には今も人が住んでいて、路地には店や車や人の生活があった。

ノートルダム界隈、古い建物にも人の生活がある シテ島の端で振り返る
絵になる、、そう言えば正面のいい写真がないな、、 教会正面は北西向き、お昼頃は逆光になってしまう
サンルイ島へ セーヌ川の散策路を歩く

オペラ座通り周辺

シテ島からルーブルのとなりのパレロワイヤルへ。地面は土。パリには土が多い。

パレロワイヤル 手入れされた緑、絵になる並木
バンドーム広場、向こうは Ritz Paris パリ三越、品揃えはあまり多くなかった
おっと、パリの引越しって、はしご車使って!

オペラ座

一度音楽を聴いてみたいホールに、それはみごとな装飾のロビーだ。 その力の入れようは音楽に対する想いの入れようと歴史の厚さか。 私は1992年からN響の会員で毎月NHKホールに通っているが、 日本のホールとはまったく別世界だ。 ヨーロッパの人の音楽への向かい方をみた気がした。音楽観が変わった気がした。

オペラ座正面 左右対称の建物の左側入り口
これはすごい 手すりが荘厳な大理石で作られている
NHKホールなら代々木公園側スペースか、全然違うが 見学の小学生たち、なんて説明してるのかな
上のホールのバルコニーに出てオペラ座通りを見る 正面階段で過ごす人たち
オペラ座の裏手側 こちらもギャラリーラファイエット

モンマルトル

オペラ座近くのバス停からモンマルトル行きの95番バスに乗る。 終点までと思って気楽に乗っていたら、全然ちがうモンマルトルに着いてしまった。 バス停の地図を眺めて来たバスで引き返す。 バス停を指折り数えながらようやくモンマルトル付近にたどり着く。 人の流れに沿ってしばらく歩くとモンマルトルの丘と白い教会が見えた。 午後5時。

ここもモンマルトルらしい、アラブ人達のバザール ようやくモンマルトルの丘のふもとに来た
サクレ・クール寺院、めざすモンマルトルに間違いない 丘の上にはケーブルカーで行く
絵葉書を見るような風景だ カフェや似顔絵描きの店が並ぶ
少し歩くとツタの絡まる家が この界隈は鎌倉と似てるな
ここなら住んでもいいかと思えるマンションがあった そろそろパリ旅行も終わりだ、丘から街を眺める

ロンドンへ帰る

モンマルトルから、54番バスでパリ北駅へ。 予定より20分遅れの午後6時20分。 愛想のいいお姉さんがいる窓口で空港までの電車の切符を買う。 空港行きの列車がどれか分からなかったが、 とにかく大きな荷物を持った人が乗り込む方の列車に乗った。

パリ北駅に帰ってきた スーツケースを持った人の流れについて行く
飛行機の窓からパリの夜景の中にエッフェル塔が見えた 翼の向こう西の空は夜10時だというのにまだ明るい
夜遅いロンドンヒースロー空港ターミナル5 Long stay parking、さて、あと少し

飛行機 BA0329 Charles de Gaulle 22:00 -> Heathrow 22:10(-1h)
飛行機が降下しているといきなり雲がはれ、空港周辺の街並みの夜景が現れた。 こちらもきれいだった。
私の書いたいい加減な審査書類を、 空港のお姉さんが丁寧に修正していた。すみません。 空港を後にし、夜の高速を飛ばし、11時半にホテルに帰った。