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ロンドン コヴェントガーデン 〜 大英博物館

ハイドパークコーナーまで車、そこから電車で 2008/2/2

先週、はじめて車でロンドンに行ったのは日曜日だった。 今日は土曜日で高速の M4 から一般道の A4 に向かう車の渋滞も少し長めだった。 たくさんの公園や古い町並みを抜けロンドンの繁華街へ。 そして先週と同じハイドパークコーナーのパーキングに車を止める。

この時期まずは霜取りから M4 を環状線に向けて走る
今日もスタートはハイドパークから

コヴェントガーデン

昼12時、地下鉄でコベントガーデンに到着。 ピカデリー線のホームのエスカレータの長さから想像がつくが、 この地下鉄は相当地下深いところを走っているらしい。 ここコベントガーデン駅はその高低差を螺旋階段で上がることも出来、 間違えてそっちに行ってしまった。 あまりに長い螺旋階段に途中で足が棒になってしいマジやばかった。

ようやく地上へ。さてどっちかな? コベントガーデンは古くからある市場。 石畳が積年の人の靴でつるつるになっている。 露天が並び、大道芸人のまわりにはあちこちで人の輪ができている。 あまり大きくはないが、ロンドンっ子には週末の居心地のいい場所なのだろう。 アクセサリーの露天もたくさんありそれぞれに個性がある。 ひとつ土産に買ってみた。

コヴェントガーデン駅 昔の市場が今も活況
あちこちに人の輪が
地下にも店が並ぶ 多くの個性的な露天が並ぶ

大英博物館

さて、次は大英博物館。コヴェントガーデンから時々地図を見ながら歩く。 目の前に現れた大英博物館。その姿に気を取られていたら、 入り口の重く頑丈な鉄の門に足をぶつけてしまい、 しばらく痛くて動けなかった。

館内を一回り、5000年前にすでにギリシャやローマに文明があったことが、 今と変わらない人の営みがあったことが、始めて実感された。 ナショナルギャラリーで200〜300年前の肖像画を見て、 当時の人の顔が今と何も変わらないと思ったが、 ギリシャやローマの彫像を見ると、それらも今と何も変わらない。 ところで、ギリシャ時代の女性の衣装は布1枚で裸に近い。大丈夫?

エジプトの巨大な石の彫像からは当時の王の威厳が十分に伝わってくる。 品格をたたえたその表情からはしっかり地に足のついた統治者だったことが伝わる。 しかしいくら時間と人と金が好きなだけ使えたとはいえ、 これだけの規模のものが作れたのは、 築いた権力構造がいかに壮大であったかということだ。 人と権力の構造は人類と共に生まれ今もある。それは人の本質か、社会の構造か。

館内を全て回った。おびただしい数の展示物だ。 エジプトやギリシャには感動したが、 アメリカや南米当たりでは、それまでの疲れと展示物の多さで、 すでに頭がパンクしていた。

大英博物館正面 正面と向い合うマンション、ここに住むってどんな感じ?
入ってすぐの館内 ロゼッタストーン(のピンボケ写真)
近くで見ると整ったきれいな顔立ちだ

しばし広いホールで休憩。あの有名な円形図書館はもうないんだ。 いったん外に出て博物館の周りを回りって気分転換。 大英博物館もナショナルギャラリーもイギリスの博物館に美術館は基本無料。 そう出入り自由というわけ。

夕方の時刻のせいか人影はまばらで日の傾いた寒いロンドンの風景だった。 この後、もう一度ギリシャとローマの力強さに触れて、大英博物館を後にした。

大英博物館の裏側の出入り口 近くのパブ

ハローズに寄ってみた

夕5時過ぎに地下鉄に乗り、Knightsbridge で下りハローズへ。 ここが格調の高いイギリスの中でも、一番格調の高い百貨店だそうだ。 さすがに扱っているものが良いのは伝わってくるが、 建物が古いせいか、天井が低くてせまっ苦しい感じがした。 ハローズの紅茶をお土産に買った。カード支払いが円で出来るそうだ。

向こうに見えるイルミネーションがハローズ エスカレーターから見上げた1枚