シェイクスピアの町
2007/11/10
Oxford をすぎ高速道路 M40 を走る。この当たり雨と晴れが繰り返していた。 虹まで見えた。午前11時半 WelcomeBreak でイギリス全土の地図を買った。 M40 の 15 番を出て Stratford Upon Avon へ。
シェイクスピアの生家
地図と風景を比べてようやく自分のいる場所が分かった。 あったあった、シェイクスピアの生家。 チケットセンターでカード3枚が使えなかった。 出すカード出すカードが応答しなくても係りの女性はゆっくり淡々と応じてくれた。 結局現金で払った。シェイクスピアセンターは狭くて人が多かった。 生家は廊下がなく居室がたくさんつながった感じ。 夜電灯がないとか、PCがないとか不便だろうけど、 今でも十分暮らせる気がした。 人生にふけるには十分だと思えた。 才能さえあれば今でもここで小説が書けるよ。
この街は
少し東へ戻ってみる。きれいな町並みだ。 街の東側の公園からゆるい坂を登るように目抜き通りがあり、 それを坂の下から仰ぎ見た光景は、 それだけで小説がひとつ書けそうな風景だった。
Oxford へ
帰り道、まだ午後3時前、オックスフォードに寄った。しかしもう黄昏のような風景。 思いつきだったので下調べが足りずPすら見つけられなかった。 30分ほど車でぐるぐる回っただけだった。 とはいえ、この街は余りに濃かった。 街の中心部から少し離れた戸建ての住宅地、枯れ葉に包まれ、 その風景は秋があまりに濃い。初めて見る秋だった。 消化不良のまま帰路についた。
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